(23語) 語源はL.scire「知っている、精通している」。
ナイス niceの語源は実は not + L.scire =「知らない、注意深くない」が語源。18世紀に入り、意味が大きく変わり「いいんじゃないの」「素敵」「親切」というように逆の意味になった不思議な単語です。「科学」 scienceは語源そのままの意味です。
出現頻度: とても高い
日本の中学生や高校一、二年生が学ぶ英単語が多いです。
単語 | 接頭辞 | 意味 | 語源解説 |
---|---|---|---|
nice | よい、けっこうな、おいしい◇L.nesciere(not+精通している=知らない) 18世紀以降ナイスの意味になった | ||
science | 科学、知識、学術 ◇L.scio(=知る) = 知って得たもの | ||
scientist | 科学者 |
出現頻度: 高い
日本の高校二、三年生が学ぶ英単語が多いです。
単語 | 接頭辞 | 意味 | 語源解説 |
---|---|---|---|
conscious | con=共に, 完全に | 意識している、気付いている | |
consciousness | con=共に, 完全に | 意識、自意識、知覚 | |
scientific | 科学の、科学的な |
出現頻度: ふつう
日本の学生が大学受験を目指す頃に学ぶ英単語です。
単語 | 接頭辞 | 意味 | 語源解説 |
---|---|---|---|
conscience | con=共に, 完全に | 良心、意識 | |
nicely | よく、うまく、親切に |
出現頻度: 低い
日本の大学生や社会人が必要な時期に習う英単語です。
単語 | 接頭辞 | 意味 | 語源解説 |
---|---|---|---|
conscientious | con=共に, 完全に | 良心的な |
出現頻度: とても低い
英米の高校生レベルの語彙です。このレベルになると語彙は 15,000 語を超えます。見慣れない複雑な英単語が増えますが、よく見てみると、意外と語源のイメージを応用できます。
単語 | 接頭辞 | 意味 | 語源解説 |
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conscientiously | 良心的に | ||
consciously | 故意に、自覚して | ||
nescient | ne=not | 無知の、無学の、(哲)不可知論の | |
niceness | 几帳面、(判断の)繊細さ | 語源の「無知」の意味が逆転 | |
nicety | 正確、精密、機微 | 語源「無知」 | |
omniscience | omni 全 | 全知、神、博識 | 全てを知っている |
omniscient | omni 全 | 博識の | |
prescience | pre 先に | 予知、先見 | |
prescient | pre 先に | 予知する、先見する | 前もって知る |
prescientific | pre 先に | (近代)科学以前の | |
scientifically | 科学的に | ||
sciolist | えせ学者 | ||
sciolism | 学問(知識)の生かじり | sciolist+ism | |
unconscious | un=not | 意識を失った、無意識の |