語源の広場

『英語耳』松澤喜好、『日本語と英語をつなぐ』すずきひろし、『Gogengo!』角掛拓未が送る、英語の語源をさまざまな切り口でお伝えするコンテンツです。

48 caus-, cuse「原因、理由

(13語) ラテン語のL.causaは英語のcause 「原因、理由」と同じ意味ですが、さらにL.causaには「責任、口実、目的、訴訟、状況、症状、主義、主題」などなど広い範囲の意味が有ります。なので、L.causaは意外な単語に使われています。

 accuseの語源のラテン語L.accusare「非難する」はac(~に呼ぶ)+causa(訴訟)、訴訟に呼び出す -> 非難する

 cause「原因、理由、主義」はラテン語L.causa 「原因、理由」から。

 becauseは中英語ME.bicauseです。bi=by「~によると」+cause「理由」、~の理由によると、~だから

出現頻度: 高い

日本の中学生が学ぶ英単語が多いです。

単語 接頭辞 意味 語源解説
 accuse  ac に呼ぶ  告発する、非難する ◇L.accusare ac(に呼ぶ)+causa(訴訟)  
 cause    原因、理由、主義 ◇L.causa 原因、理由  
 because    だから、なので、なぜならば ◇中英語ME.bicause(bi=by cause、by ~によると) その理由によって  



出現頻度: 中くらい

日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。

単語 接頭辞 意味 語源解説
 accusation  ac に呼ぶ  告発、非難 ◇Laccusatio 告発  
 excuse  ex 外す  許す、釈明 ◇ex外す+causa(=訴訟、問責)、訴えを外す  



出現頻度: やや低い

日本の学生が大学受験を目指す頃に学ぶ英単語です。

単語 接頭辞 意味 語源解説
accused ac に呼ぶ 告発された、the accused(被告人)  



出現頻度: とても低い

英米の高校生レベルの語彙です。このレベルになると語彙は 15,000 語を超えます。見慣れない複雑な英単語が増えますが、よく見てみると、意外と語源のイメージを応用できます。

 

単語 接頭辞 意味 語源解説
 accusative  ac に呼ぶ  (文法)(直接) 目的格の(動詞・前置詞の目的語) ◇ L.accusativus 対格の showing causeの意味  
 accusing  ac に呼ぶ  非難するような  
 accuser  ac に呼ぶ  告発者、原告  
 causal    【形】原因の、原因となる  
 causation    原因、因果関係、原因として働くこと  
 excusable  ex 外す  許される、弁解できる  
 inexcusable  in=not  許されない、弁解のできない