語源の広場

『英語耳』松澤喜好、『日本語と英語をつなぐ』すずきひろし、『Gogengo!』角掛拓未が送る、英語の語源をさまざまな切り口でお伝えするコンテンツです。

vi, via「道」(L.via)

82 vi, via, (way)

vi, via, (way)はラテン語via「道」が語源です。

この語源の代表的な単語は、previous(以前の)、obvious(明白な)です。

 

 previous(以前の)はL.praevenire(先に来る)が語源です。

prae(先に)+venire(来ている)から、「以前に来た道の」の意味を持っています。

 

  obvious(明白な)のobは「の方に、反抗して」という意味の接頭辞です。ようするに人が沢山通る道の上に邪魔に置いてある物のイメージです。これは目立ちますよね。

 

出現頻度: とても高い

日本の中学生や高校一、二年生が学ぶ英単語が多いです。

単語 接頭辞 意味 語源解説
obvious ob じゃま 明白な、明らかな

道の上にありじゃま
→目立つ

obviously ob じゃま 明白に、明らかに     じゃま→目立つ
previous pre 前に 以前の、先の     前のvi道で
way   道、方法、方向   道wayとL.via道の関連は残念ながら不明確!

語源解説の欄でL.はLatin語を意味します

 

出現頻度: 高い

日本の高校二、三年生が学ぶ英単語が多いです。

単語 接頭辞 意味 語源解説
previously pre 前に 以前は、もとは、前もって previous参照


出現頻度: ふつう

日本の学生が大学受験を目指す頃に学ぶ英単語です。

単語 接頭辞 意味 語源解説
convoy  con共に 護衛する、護送する、護衛 conveyの異形
envoy en に 使節、外交官 道の上に置く
voyage   船旅、航海、長い陸の旅 仏語voyage

 

出現頻度: 低い

日本の大学生や社会人が必要な時期に習う英単語です。

単語 接頭辞 意味 語源解説
deviant de 離れた (標準から)逸脱した  
devious de 離れた リボルバー、(回転式)連発拳銃  
invoice in に インボイス、送り状 仏語envoyer送る
trivial tri  3 些細な、平凡な 三叉路の(井戸端会議)=平凡
wayward   気まぐれな、正しい道からそれる awaywardのaが脱落, wardのほうに

 

出現頻度: とても低い

英米の高校生レベルの語彙です。このレベルになると語彙は 15,000 語を超えます。見慣れない複雑な英単語が増えますが、よく見てみると、意外と語源のイメージを応用できます。

単語 接頭辞 意味 語源解説
conveyance con共に 運搬、伝達、輸送機関  
conveyor con共に コンベイアー、conveyor belt  
deviance de 離れた 逸脱、異常行動

 

deviate de 離れた それる、外れる、逸脱する  
deviation de 離れた 逸脱、脱線(それること)  
impervious im否定 (空気、水、光、熱など)通さない、防水の 参照pervious 通過する
obviate ob じゃま 未然に防ぐ、(危険、障害などを)取り除く  
pervious per通して 透かす、通過する  
triviality tri  3 平凡、つまらないこと  
trivialize tri  3 平凡にする、つまらなくする  
viaduct   陸橋 、高架橋  
viaticum   (宗教)臨終の聖餐(授けた聖体)、公務旅費 via 道 旅への食糧・費用
byway by 側の 側道、わき道  
waylay   待ち伏せる 道wayにlay伏している
wayside   道端の (roadsideと同意)