語源の広場

『英語耳』松澤喜好、『日本語と英語をつなぐ』すずきひろし、『Gogengo!』角掛拓未が送る、英語の語源をさまざまな切り口でお伝えするコンテンツです。

fract 「粉砕する、割る」 (L.frangere)

49 fract

(23語) ラテン語L.frangere 「粉砕する、割る」 が語源です。出現頻度が高いメジャーな単語はないのですが、落とすと割れるイメージがつかみやすい語根です。

FRAGILE (割れ物注意!)は梱包でよく見かけている単語です。
「骨折」 fracture は良くつかわれます。この語根のイメージがつかみやすいので覚えてくださいね。

英単語の綴りは、L.frangereの完了分詞形 L.fractumから fractとなっている単語がほとんどです。

出現頻度: とても高い

日本の中学生や高校一、二年生が学ぶ英単語が多いです。

該当単語無し

出現頻度: 高い

日本の高校二、三年生が学ぶ英単語が多いです。

該当単語無し

出現頻度: ふつう

日本の学生が大学受験を目指す頃に学ぶ英単語です。

単語 接頭辞 意味 語源解説
 fraction    破片、断片  
 fracture    砕く、骨折、こわれた部分  
 fragile    こわれやすい、もろい  
 fragment    破片、かけら  

f:id:gogen_wisdom:20171230183141j:plain

 

出現頻度: 低い

日本の大学生や社会人が必要な時期に習う英単語です。

単語 接頭辞 意味 語源解説
 fractional    ごくわずかな、分数の、小数の  
 frail    もろい、かよわい  
 infringe  in 中に  (法などを)犯す、破る、侵害する  
 infringement  in 中に  侵害、違反  
 refrain  re 戻し  反復句(リフレイン)、やめる、遠慮する  



出現頻度: とても低い

英米の高校生レベルの語彙です。このレベルになると語彙は 15,000 語を超えます。見慣れない複雑な英単語が増えますが、よく見てみると、意外と語源のイメージを応用できます。

単語 接頭辞 意味 語源解説
 diffract  dif 離れ  分散させる、(光、電波、音を)回折させる  
 diffraction  dif 離れ  (物理)回析  
 fractious    手に負えない、怒りっぽい  
 fragility    こわれやすさ、もろさ  
 fragmentary    破片の、断片的な  
 fragmentation    破砕、分裂  
 frailty    もろさ、はかなさ、誘惑に弱いこと  
 infract  in 中に  (法律など)違反する、破る、侵害する  
 infraction  in 中に  違反、反則、(医)不完全骨折  
 infrangible  in=not  破壊できない、犯すことの出来ない  
 refract  re 戻し  (光線などを)屈折させる  L.refractum(完了分詞) 粉砕する、撃退する
 refraction  re 戻し  (光線などの)屈折、屈折作用  
 refractory  re 戻し  反抗的な、手におえない、加工しにくい、耐火性の  
 suffrage  suf 下から  投票、選挙権、(昔、投票のために陶器の破片を用いた)  
 suffragette  suf 下から  (英国)女性の婦人参政権論者