語源の広場

『英語耳』松澤喜好、『日本語と英語をつなぐ』すずきひろし、『Gogengo!』角掛拓未が送る、英語の語源をさまざまな切り口でお伝えするコンテンツです。

2017-04-27から1日間の記事一覧

arm 「①武装する、②腕」 (L.armare, L.armus)

13 arm (24語) armには語源が二つあります。「腕」の意味はラテン語のL.armus(肩)から来ています。肩も含む腕のイメージです。「武器」の意味はラテン語のL.armare「武装する」、L.arma「武器、道具」から来ています。 ローマ時代は絶えず戦闘が行われていた…

audio 「聴く、聞く」 (L.audire)

14 audio (24語) ラテン語L.audire 「聴く」が語源です。 日本語で使われているオーディオはラテン語では、「私は聴く」という文になっています。L.audioは一人称単数形現在形です。ラテン語では動詞の語尾変化でだれが話しているのか分かるため、主語の私が…

bat 「打つ、たたく」 (L.battuere)

15 bat (30語) bat はラテン語L.battuere「打つ、たたく」が語源です。ローマ時代の戦闘では剣や棒でたたくシーンが多く、「たたく」から戦闘(battle)の意味ができました。 野球のバット bat はボールを打つ棒状のものです。 相手を打ち負かそうとするディベ…

cad, cid, cas「落ちる」 (L.cadere)

16 cad, cid, cas (34語)ラテン語L.cadere「落ちる」 が語源です。L.cadereの完了形cecidiが入り、accident, incident, coincidenceなどの単語があります。 「落ちる」ものは、物の場合もありますが、それよりも「ちょうどよい機会・タイミング」などが落…

cise, cide 「切る」 (L.caedere/cecidi)

17 cise, cide 「切る」 (36語) ラテン語L.caedere/cecidi「切る」 「正確な」 precise は端をpre切りciseそろえるので、1ミリも違わずに正確なのです。 decide「決定する」は、de(離して)+cide(切る)に分解できます。どこで切るのかを決定して、切ったので…